厚生労働省が定める介護福祉士養成カリキュラムは2年間で1850時間。しかし高いレベルで介護福祉士としての誇りある仕事をこなすためには、必要な知識を確実に身につけるとともに、実践による訓練を積み重ねることが大切です。就職した当初から利用者の方に信頼される介護福祉士になれるように、また仕事をずっと継続していける介護福祉士になってほしいからこそ、あえて基準を大きく上回る学習時間を設定しています。
「学習時間が多いって大変そう…」そう思われるかもしれません。でも一つひとつの授業はとてもわかりやすくて、楽しく学んでいくことができます。本校の教員は、みなエネルギッシュで、かつ明るい性格。常に学生の中に入って一人ひとりと向き合っていくので、学生と教員の距離が近く、また学生同士も仲良く、毎日充実した一日を過ごしています。豊富な現場経験に裏打ちされた技術と生きた知識を、毎日学生たちに伝えています。
2年間、本校の授業をきちんと学んでいけば国家試験は合格できます。それをさらに万全にするために、本校では1年次より段階的に国家試験対策を進めていきます。1年次後期より、 前期で習った分野から、教員が編集した国家試験対策問題や模擬問題を教材に、問われるポイントをマスターしていきます。さらに国家試験対策専門の授業として、1年次30時間以上、2年次60時間以上を費やし、国家試験一発合格をめざします!
介護福祉士の不足から、どの専門学校でも就職率は100%。問題は「自分の希望するベストな施設に就職できるか」がポイントです。本校は専任講師がすべて担任を受け持ち、例年400件を超える求人の中から、学生一人ひとりの希望と個性に合った就職先を本人とともに考えて選んでいます。だから卒業生の就職満足度はほぼ100%といえます。
大阪府社会福祉協議会が実施する「介護福祉士修学資金貸付制度」は、本校介護福祉科(または大阪府内の介護福祉士養成施設)を卒業し、介護福祉士として大阪府内の社会福祉施設等で返還免除対象業務に引き続き5年間従事した場合は、貸付金が返還免除となる制度です。
その貸付額は2年間で最大168万円なので、自己負担は非常に少なく学ぶことができます。 また、本校独自の奨学金制度「特待生入試」と合わせれば、さらに自己負担を少なくすることも可能です!「特待生入試」の詳細は入学要項をご覧ください。
※今後、内容が変更になる可能性もありますので、詳細につきましては必ず各機関にご確認ください。
尊厳の保持、自立支援、という介護の考え方を理解するとともに、「介護を必要とする人」を生活の観点からとらえます。また介護における安全やチームケアとの理解を図ります。
「こころとからだ」を理解し、介護サービスを提供していく際の根拠を学びます。人間の基本的欲求やからだのしくみ等を理解し、発達段階にあった介護を考えます。
人間の尊厳の保持の観点から、どのような状態であっても、その人の自立、自律を尊重し、潜在能力を引き出したり、見守ることも含めた生活全般にわたる適切な介護技術の実際を学びます。
コミュニケーションの基本を学びます。利用者や家族との信頼関係を構築するため、コミュニケーションを用いて、チーム間の情報の共有や連携の仕方も学びます。情報の保護と管理について学びます。
●喀痰吸引 ●経管栄養法
他の科目で学習した知識や技術を統合して介護過程を展開し、ケアに活かすということを理解し、専門職としての「介護過程」の展開ができる思考過程を身につけていきます。